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薬膳との出会い

　私は1994年から料理教室を始め、2003年から5年間「農家の自家用無農薬野菜を使ったランチ」営業をしていました。ランチのコンセプトは「地元の旬の野菜を使った健康的料理」でしたが、夏でも冷えているお客様、冬でも暑いお客様がいらっしゃることことから「薬膳」に興味を持ち、2008年から国立北京中医薬大学日本校（現・日本中医学院）で学び、国際中医薬膳師と国際中医師の資格を取得しました。
　2012年にNPO法人全日本薬膳食医情報協会（Any）教育認可施設となり、16名の国際中医薬膳師の合格者を輩出。2020年からは東洋医学健康会・神戸中医学院の師範として12名の国際中医薬膳養生師の合格者を輩出。コロナ禍以降はストアカのプラチナ・バッジ講師として、オンライン講座を主軸に活動しています。　

中医薬膳学は面白い！

　北京中医薬大学日本校（現・日本中医学院）薬膳科の最初の3ヶ月間は中医基礎理論でしたが、私はその講座をぼう然と聴いていました。「陰陽論？五行論？気血津液？」「え！何の勉強？」「私、学校を間違えた？」と思うぐらい、料理からは遠く離れた講義内容で「こんな筈では～」と言う状態からのスタートでした。しかし、勉強するにつれて面白くなり「もっと知りたい！もっと知りたい！」と東京へ通い続けて5年。貯金がなくなったところで孫華麗先生（元・中日友好病院・癌専門医）に出会いました。その孫先生のお話（治療で癌を消しても癌を生み出す身体を治せなかった。身体全体を見て病を治すことの必要性を感じ、中医学の原点に戻らなければならないと思った。）に感銘を受け、更に中医学を深く学びたいと思いました。そして今では、あの意味不明だった中医基礎理論がメチャクチャ面白い！

受講生様は40～70代の女性が多い　

体調不良や何かしらの病歴をお持ち方が多いですが、中医薬膳学を学ぶことで、ご自分の不調や病気を理解して不安を払拭。日々の養生（精神・起居・食）で体調改善する知識を学ばれています。神戸中医学院（芦屋薬膳）では入門編（初級）から国際試験受験講座（上級）までの系統立てた中医薬膳学講座を開催し、国際試験合格者を多数輩出しています。お試しの単発講座も多数ありますので、気軽にお問合せ下さい。

神戸中医学院（芦屋薬膳）代表　西野久子