薬膳レシピの作成に欠かせない事典「性味表大事典」ができました。
Any協会会員の竹内郁子先生による、豊富な知識の集大成です。
B5版 352頁 576品目と盛り沢山な内容となっています。
Any協会の会員の方には割引の特典があります。
一般会員の方には1冊300円割引(総額内税)
教育認定施設の方には1冊600円割引(総額内税)
例えば...薬膳を作成する際
文献によって異なる性味の疑問は・・・
①時代による変化
②産地による違い
③体調・生活習慣の差異
これら3条件の要素を考慮すべきでしょう。
例えば左表に示した「そら豆」を見ましょう。
約600年前に発刊された【食物本草】では甘微辛/温
同じ明の時代で有名な李時珍の【本草綱目】では甘微辛/平
ところが近世になると皆 甘/平となっています。
その次の「大根」はどうでしょう今から1500年前に編纂された
【神農本草経集注】では辛甘/温
【本草綱目】でも辛甘/温
しかし近代に入り[新華本草綱要]は辛甘/平
[中医飲食営養学] 辛甘/凉
[東方栄養新書]では生は辛
加熱で 甘/凉又は平
...と様々です。
次に...施膳方針の食材選出
ここで「効能別食材性味表」が役に立ちます。
例えば「清熱止渇」の効能を備えた食材を探すとします。
一口に清熱と云っても
「清熱止渇」
「清熱生津」
「清熱解毒」
「清熱燥湿」
「清熱明目」
などなど...
清熱の後に続く効能を無視することは出来ません。
右の表はそれぞれ目的別に即応した食材を見つけることが
できるようになります。
これが単に「清熱」の2文字だけで検索しても
その後に続く効能を無視した状態となり、不完全な施膳を行って
しまう恐れがあります。
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