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全日本薬膳食医情報協会

【鍼灸師おすすめ 夏の冷え性改善方法5選】夏なのに冷えるあなたへ ②
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夏なのに冷えるあなたへ①の続きです。

今回は「冷え性改善の方法」を詳しく書いていきます。

 

◾️冷え性改善の方法について

ではどうやって冷え性を改善していくか?についてですが、「これを食べていればオッケー!」や「これだけすれば大丈夫」ということは残念ながらありません。

今までの生活習慣の積み重ねで冷え性を起こしているので、その生活習慣を少しづつ見直していくというのがとても大事になってくるのです。

 

①食事は大事

冷え性の方は「虚証(きょしょう)」で血やエネルギーが足りない方が多いと前述しました。足りない血やエネルギーを作っていかないといけないわけです。血やエネルギーを作っていくのは日々の食事ですのでまずはしっかり日々の食事を行うことが大事になってきます。では「高カロリーのものを食べればいいのか?」というと高カロリーで脂質が多い食事はもともと胃腸が弱い人や疲れて胃腸が弱っている人はうまく消化ができなかったりしますので定食のような主菜・副菜のバランスが良い和食を意識すると良いと思います。また体を作るのにタンパク質は必要なので、しっかりタンパク質を摂ることも意識してみてください。

 

②なるべく温かい性質の食べ物を食べる

薬膳では食べ物には体を温める性質のものと冷やす性質のものがあると考えます。

冷え性の方は、体を温める性質がある食べ物をより食べるようにして、一方で体を冷やす食べ物をひかえると良いと思います。

  • 体を温める食べ物:海老、鮭、羊、鶏肉、かぶ、かぼちゃ、にら、にんにく、生姜、紅茶など
  • 体を冷やす食べ物:かに、あさり、緑豆、なす、きゅうり、トマト、緑茶など

体を冷やす食べ物を食べるときは体を温める食材と一緒に調理したり、香辛料を使って温める効果を足したりすると良いですね。少しの知識と工夫で体を温めていき、冷えを改善していきましょう。 

 

③運動も大事

血液の循環を良くし、筋肉もつけられるので体を動かすことも大事になります。

全身を血液が循環するように、適度な運動やストレッチができると良いと思います。

ちなみに運動と言っても激しすぎる運動だと虚証(きょしょう)の方はエネルギーが足りない状態なので疲れてしまい逆効果になってしまうので、軽い運動で大丈夫です。

 

④外から温める

お風呂はシャワーではなく湯船に浸かるようにすると良いと思います。湯船に浸かることによって血流がよくなり、シャワーより温熱効果もありますよ。

 また冷える部分は外部から直接的に温め、保護してあげてもいいですね。

お腹や腰が冷える方はその場所にカイロを当てたり腹巻をしたりして温めてあげましょう。

衣服を着るときは体の中でも首、手首、足首を覆ってあげると防寒対策効果は高くなりますよ。

特に夏の時期は、女性は素足にサンダルも多く知らない間に足が冷えていたり、外は暑くても室内は寒いこともよくあるので、何か羽織るものを持ち歩くようにすると冷えから身を守れるので良いですね。

 

⑤漢方薬や鍼灸の力

冷えのタイプごとに適応する漢方薬がありますので、漢方薬の力を借りるのも良いと思います。また鍼灸は体にはりやお灸をすることによって血流を良くしていきます。特にお灸は直接的に温める効果があるので冷え性の方にはとても合いますね。

生活習慣を変えていくとともに、漢方薬や鍼灸をうまく使うことによって相乗効果が出てくるので、興味がある方は漢方薬や鍼灸の力を使ってみてください。

(漢方薬を使う場合は自己判断で買うより、漢方薬局や漢方に詳しいお医者さんに処方してもらってくださいね。) 

 

■この夏からじっくり冷え性と向き合い、ポカポカな身体で冬を迎えましょう!

ここまで冷え性の改善方法をいろいろお伝えしてきました。一朝一夕に変わるものではないですが、日々の暮らしで少しづつ気をつけていくことによって、徐々に症状は改善していきます。

今年の冬は「あれ、いつもより冷えが気にならないな」「体の他の不調も減ってきて調子が良いな」という状態になれるように、ぜひ今の時期から冷え性対策をはじめてみてくださいね。

 

(薬膳Any協会理事・鍼灸師:岡 麻由美)